高級・希少豆
【希少豆】イエメン モカボルドー ハラーズ アナエアロビコ ~熟成した赤ワインのような芳醇さ。イエメンの大地が生んだ、モカの最高峰~
【希少豆】イエメン モカボルドー ハラーズ アナエアロビコ ~熟成した赤ワインのような芳醇さ。イエメンの大地が生んだ、モカの最高峰~
特別な一杯をお探しの方に、イエメン産「モカ ボルドー ハラーズ アナエロビコ」をご紹介します。このコーヒーは、イエメンのハラーズ地方で栽培された希少な豆を使用し、独特の発酵方法で仕上げられています。
まず、味わいの特徴ですが、一口飲むと、まるで熟した果実を頬張ったかのような豊かなフルーティーさが広がります。特に、オレンジやベリーを思わせる明るい酸味と、チョコレートのような甘さが絶妙に調和しています。さらに、アナエロビック(嫌気性)発酵によって、まろやかな口当たりと深いコクが加わり、後味までしっかりと楽しめる一杯となっています。
産地であるイエメンのハラーズ地方は、標高1,700~2,240メートルの高地に位置し、昼夜の寒暖差が大きい気候が特徴です。この環境が、コーヒー豆に独特の風味と豊かな香りをもたらします。また、伝統的な農法を守りながら、丁寧に手作業で収穫・精製されているため、高品質な豆が生まれます。
このコーヒーのセールポイントは、何と言ってもその希少性と独特の製法です。イエメン産のコーヒー豆は世界的にも流通量が限られており、その中でもアナエロビック発酵を施したものは非常に珍しい存在です。この発酵方法により、通常のモカコーヒーとは一線を画す、複雑で奥深い味わいが生まれています。
ぜひ、特別な時間を楽しみたい方や、新しいコーヒー体験を求めている方にお試しいただきたい一品です。また、コーヒー通の方へのギフトとしても喜ばれることでしょう。この機会に、イエメンの大地が育んだ至高の一杯をお楽しみください
【浅煎り~中浅煎りの特徴】
・華やかな果実感とシャープな酸味が際立つ
・オレンジ、アプリコット、ベリーのようなフルーツ感
・紅茶のような軽やかさと透明感のある口当たり
・冷めるとさらに明るいフルーツ感が際立ち、ハチミツのような甘さが感じられる
【中煎りの特徴】
・果実感と甘さのバランスがよく、まろやかな口当たり
・シトラス系の酸味が程よく残り、赤ワインやカシスのようなニュアンス
・カカオやキャラメルのような甘みが加わり、味わいに深みが出る
・アナエロビック特有の発酵由来の風味(わずかに発酵フルーツやスパイス感)が感じられる
【中深煎り~深煎りの特徴】
・酸味が穏やかになり、ビターキャラメルやダークチョコのようなコクが際立つ
・ベリー感が控えめになり、レーズンやプルーンのような熟成した甘みへ変化
・スパイス感が強まり、シナモンやクローブのような香りが感じられる
・アフターテイストが長く、心地よいビター感が余韻として残る
【コラム:イエメンコーヒーとコーヒーの広がりについての伝説】
コーヒー発祥の地といえばエチオピアですが、それを世界に広めたのは、紅海を挟んだ対岸のイエメンです。ここには、コーヒーの歴史を語る上で欠かせない伝説が残されています。
舞台は15世紀のイエメン。イスラムの修道士シェイク・オマールは、ある理由で故郷を追われ、寒さと空腹に苦しみながら山をさまよっていました。そこで彼は、赤い実をつけた不思議な植物を見つけます。その実を食べたところ、心が落ち着き、体に活力がみなぎったといいます。
さらにオマールは、この実を煮出して飲んでみました。すると、体が温まり、眠気が吹き飛び、疲れが癒えていくのを感じたのです。この飲み物の噂はすぐに広まり、やがて修道院やモスクで「夜の祈りを助ける飲み物」として愛飲されるようになりました。
イエメンの港町モカは、このコーヒーを世界に輸出する拠点となり、「モカ・コーヒー」という名が誕生。ここからアラビア、オスマン帝国、ヨーロッパへとコーヒー文化が広がっていったのです。
現在でも、イエメン産のコーヒーは独特のワイルドな香りとスパイシーな風味で、世界中のコーヒー愛好家を魅了し続けています。モカコーヒーを味わうときは、この壮大な歴史を思い浮かべながら、ゆっくりと楽しんでみてください。
【コーヒー淹れ方(ペーパードリップ)のポイント】
当店の珈琲豆は以下の手順で淹れることで、より美味しく召し上がることができます。
1. 沸騰したお湯を用意して、珈琲カップとサーバーを温める
2. ドリップするケトルにお湯を戻す(大体90℃~95℃の適温になります)
3. ペーパーフィルターをドリッパーにセットし、15gの挽き豆(中細~中挽き)を準備
4. 挽き豆を平らにならす
5. 粉全体が被るようにお湯をかけ、30秒~1分程度蒸らす(豆を膨らませる)
※蒸らしは短くても長すぎても味に影響します。一度膨らんで、落ち着いたくらいのタイミングで抽出を始めます。
6.細く、ゆっくりとお湯を中心に落とし、抽出をスタート
7.ドリッパーの淵(土手)を崩さないように、中心から全体の半分程度の範囲で「ののじ」を描きながらゆっくりと、数回に分けてドリップしていきます。
8.適量(150ml~200mlお好みで)ドリップできたら、お湯が全て落ちきる前にドリッパーを外します(ドリップした時にできる真ん中の泡のようなものは「アク」のようなものなので、残したまま、落とし切らないうちに抽出を終えます)
9.サーバーのコーヒーを混ぜて全体の濃度を均一にします。
10.お気に入りの珈琲カップにお湯を注いで完成です。
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